主人公が女性の本をあつめてみました。日常の中で主人公を軸にお話が展開していきます。
くすっと笑えて、こころがほっこりする長雨の中、家でゆっくり読むのにおすすめの本です。
さいはての彼女
著 原田マハ 角川文庫
「人生を、もっと足掻こう」
いつも友人と旅行をしている主人公、今回の旅はどう過ごすのか。
沖縄に旅行に行くつもりが、なぜか到着した場所は北海道だった女社長の主人公、そこで出会った少女と旅をするお話など。
私も凪ちゃんに会いたいなあ、次のお休みは旅にでたい!と思ってしまう本です。
強運の持ち主
著 瀬尾まいこ 文春文庫
「彼の気を引くためには、どうしたらいいですか?」
占いが何度外れても占いにくる女子高生、よくある悩みだが話を聞いていくと、、占い師の主人公が、お客さんの悩みを解決していくお話。
占い師さんもいろいろ考える普通の人なんだなあなんて思ってしまう本です。
三千円の使いかた
著 原田ひ香 中央公論新社
「人は三千円の使いかたで、人生が決まるよ」
お年玉をすぐに使ってしまう主人公と、使い道をよく考えてから買い物をする姉、社会人になってからのお金の使い方も違っていた。一話ごとに、姉、母など主人公が変わっていくお話。それぞれの生活でのお金の使いかたにフォーカスして、話が進んでいきます。
私は今3000円があったら何に使うだろう、、お姉ちゃんのお金の使い方が一番似ているかなあと思いながら読みました。
風のベーコンサンド
著 柴田よしき 文春文庫
「あんたも食べてみたら。これ」
都会に住んでいた離婚協定中の主人公、寂れた町のペンションを改装してカフェをオープンした。町の人たちに助けられながらカフェを経営していきます。地元の食材を使ったカフェのご飯を通してお話が進んでいきます。
読み進めていくといろいろ問題が出てきたり、田舎に住むのって大変そうだな人との関係が都会よりも濃厚そうだし、と頭を過ります。でもほっこりして続きを読み進めたくなります!
続編も出ているので、今度購入しようと思っています。
天国はまだ遠く
著 瀬尾まいこ 新潮文庫
「ずっと前から決めていた。今度だめだと思ったら、もうやめようって。」
自殺をしようと山奥の民宿に行った主人公、民宿の主人や自然に触れて、少しずつ充電されていく。
始まりがちょっと重いので、買う本間違えたかな?と不安になりましたが、読んでこころが温まる本でした。
今回は、私が持っている本の中から、何度も読み返してしまうおすすめの本を紹介しました。
おしまい
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