父の日に部屋着をプレゼントする理由 行動変容への働きかけ

みなさん父の日にプレゼントを渡していますか?
私は、誕生日プレゼントはたまに忘れてしまいますが、父の日のプレゼントはここ10年かかしていません。
そんな私が今まで部屋着をプレゼントし続けた理由をご紹介します。

登場人物 (父)

父の日の予算は毎年3000-5000円程度です。

小さいころに何をあげていたのか、まったく覚えていません。

お酒は結構飲みますが、実家にいろいろ置いてあるので被らないようにおいしいお酒を探すのが大変で、最近はビールしか選んでいません。

食べ物にはそんなに興味がないので、おいしいお菓子などはあまり喜ばれないです。

また、カバンや小銭入れをあげたこともありますが、こだわりが強く、あげたものは気に入らなかったようです。
小銭入れは、駐車場の支払いのための小銭を入れておくために、車のドアポケットに突っ込まれています。笑

あげるもの

部屋着（半袖と短パンor甚平）
パジャマではなく、半袖+短パンや甚平なので、ちょっとした近所の飲み会に着て行って、「娘からのプレゼント」と自慢しているようです。

特に、ユニクロさんのクオリティだと、1シーズン着ると襟元が程よくくたびれるので、毎年新しく今年の夏用の部屋着としてプレゼントしています。

普段着だと、色や形にそれなりにこだわりがあって、選ぶのがめんどくさいですよね。
部屋着や甚平だと、それなりに着心地が良ければ特に文句は言われません。(私調べ)
流石にこれだけだと寂しい時は、ビールとおつまみを持って実家に帰ります。

メリット

このプレゼントのメリットは、毎年服のサイズをさりげなく確認できることです。

アラカンと言えば、メタボ、糖尿病、高血圧など生活習慣病のリスクが非常に高いです。そして、生活習慣病の予防には、食事習慣の見直しと運動習慣が大切です。

退職して、通勤の分の運動量が減ったり、自宅に居ていつでも何かを食べられるなど環境が変わった方も多いのではないでしょうか。
アラカンの今は特に生活習慣の乱れに注意が必要かなと思います。

去年の服のサイズがサイズアウトしていたら、太ったと考えられるので、
「最近太ってきたんじゃない？運動を始めた方がいいよ」
「食事の内容に気を付けたらどうかな？」と言うきっかけ作りに最適です。

また、毎年服のサイズを聞くので、経過観察の資料にもなります。
（「去年よりも1サイズ小さくなったね」など会話につながります。）

もう一つのメリットとして行動変容のきっかけとなることです。
行動変容については後述します。

デメリット

父も、この時期に「服のサイズいくつ？」と聞かれたら、父の日のプレゼントだなと察していると思います。
サプライズが好きな方には向いていません。サプライズになるのは服の柄くらいです。

行動変容とは？

運動習慣がない・去年のより服のサイズがアップしたというお父さんがいた場合、
「運動しなよ！」と言っても多分運動しません。

成人の行動変容を促すのは大変です。

行動変容ステージモデルというものがあり、
「無関心」「関心」「準備」「実行」「維持」と5つのステージを通して人が行動・生活習慣を変えると考えられています。

今、対象の人(今回はお父さん)がどこのステージいるかを把握し、それぞれのステージに合わせた働きかけが必要となってきます。
自分の意識・意思の変容(＝納得)がないと行動が伴ってきません。

お父さんは、せっかく娘もらったプレゼントは是非とも着たいと思っています。

行動変容の詳細については、他の記事にまとめます。

おしまい